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私はそんなに物欲が強いほうではないと思っていたのですが、ミニマリズムという考え方に影響を受け、自分の身の回りを少しずつ整理するうちに、
なんでこんな物を買ったんだろう?
これいつ買ったっけ?
という、自身に対する呆れや怒り、記憶の欠落など、思いもよらない感情に驚く毎日を過ごしております。
ミニマリズムを追及することが、こんなに自分自身の内面を掘り下げる作業になるとは思ってもみなかったので、正直ちょっと苦しいな、と思うこともあります。
しかし!私の中の何かがミニマリストの道に進め!と急き立てるので仕方ありません。
今回は、悩み苦しみながらも、モノを減らすことで見つけた新しい自分について書いていきたいと思います。上手くまとめられるか不安ですが、最後までお付き合いいただけましたら幸いです。
ミニマリストになろうと思ったきっかけ
きっかけは「引っ越し」です。12年前に今のマンションを購入したのですが、はっきり言って一人暮らしには広すぎる家でした。ぜいたくな悩みと思われるかもしれませんが、当時の不動産仲介の男性に、
同じ値段・似たような立地なら絶対に広さで買うべき!
と強くオススメされ、本心では外観とか間取りとかが気に入っていた、もう少し手狭なマンションにしようと決めていたのですが…紆余曲折あり、今のマンションを購入することになったのです。
その選択は、結論から言えば正解でしたが(売却価格の値上がりの恩恵)、一人暮らしで、とくに何の考えもなく広い部屋に住むと
ガランとした何もない空間は居場所がない
妙に音が響くというか…そして、広い部屋に一人暮らし用の家具や家電は似合わないので、ムダに大きい物で揃えていて、それこそ「ムダ」に気づきました。
ひとりなのに、そんなにデカい冷蔵庫いらないよね…
ミニマリズムとの出会い
大は小を兼ねる、とは言いますが、一人暮らしにとってそれはどうなんでしょう?やっぱり単身で住む場合には、一人暮らしにマッチした家具や生活家電のほうが絶対に暮らしやすいと思います。
友達には「いい年して学生のような小さな家具や家電って侘しくならない?」とか言われましたが、今となっては全然侘しくなんてならないし、むしろ大きすぎて
ウザッ!
ってなりましたからね。離婚直後だけは若干寂しくもありましたが。
とりあえず、家具や家電を新しく買い替える前に、それは自分の生活に本当に必要?とひとつひとつ確認する作業へ。そのうちに「コレいらなくね?」と思うものが多いことに愕然としました。
自分がいかに世のマーケターたちの思う壺だったか!そもそも、この世界は人間の欲求を刺激することで回っている!ということに気づいたのです。
気づいたが最後、というか、目覚めたが最後
モノに囲まれた生活を「幸せ」で「豊か」だと思っていた、これまでの自分が非常にアホらしく思えてくるから不思議です。そして、この心理的な変化はなんなんだろう?と調べるうちに、ミニマリズムという考え方に出会っちゃいました。
運命の出会い…♡(←バカ)
手放すことの難しさに直面する
そうはいっても、やっぱりミニマリズムの追求は難しい…最初は順調だった捨て活も、少しずつ様子が変わってきました。目につく「捨てるべきモノ」が減ってきた、というのもありますが、いよいよ
思い出のアレコレ
に手をつける日がやって来たからです。今は亡き母との温泉旅行で買ったカエルや猫の置物、友達が引っ越し祝いで贈ってくれた絵画(あまり趣味ではない油絵とか)、異動や退職のたびにいただくカードや手紙、元カレや元旦那が買ってくれた指輪やネックレスの品々…。
正直に言いますと、元カレ・元旦那からの贈り物以外は、私には捨てられませんでした。どうしても捨てられない。だって、捨てようとすると涙が止まらなくなるから。逆に元カレ・元旦那からの贈り物はサッサと捨てられる(リサイクルできる)自分って一体…と思ったり思わなかったり。
心の中では(いやー、もういらんやろ)と思うのに、いざ捨てん!となると心臓のあたりがモヤモヤして苦しくなる。これは一体なんなんだ…???そこまで思い出の深いものは焦って捨てなくていい、ホラ、心のよりどころ「保留ボックス」があるじゃない!
…自分なりのルールを決めて前に進むしかありません。
モノが減ったら見えてきた新しい自分
見渡せば、数年前よりだいぶスッキリした部屋になりました。保留ボックスも多少はあるけど、ミニマリストを目指す前とは比べ物にならないほどモノが激減しました。そして、そんな中で見えてきた新しい自分。それは、
物欲&食欲が限りなく減少
以前の私もそれなりに考えて購入していたつもりです。しかし、よくよく自分の消費行動を振り返ってみると、面倒くさがりの性格が全ての元凶。最終的に考えることを放棄して購入するクセがあったように思います。
自分の中で安いとか妥当と判断したものは、割と簡単に買っていたんだなってことに気づきました。買うことをエンターテインメントにさせられていた、というか。
良いか悪いかは別にして、これからは「買う」=「人生」くらい、消費行動に対して真剣に生きてもいいのかな、と思っています。なので、買い物にはもう本当に超・超・超時間がかかります。熟考のしすぎで脳疲労が激しいため、結局は買わないなんてことも最近ではしょっちゅう。店員さんが一番関わりたくないタイプの人間だと思います。
まとめ
時代のせい…なんでしょうか。昭和後期に生まれた人間は、スマホとかネットとかSNSなどの普及も30代以降になってからだし、情報より物質!みたいな価値観が刷り込まれている世代なんですよね。
今の10代20代を見ていると、軽やかで、さわやかで、執着心も少なく、本当に素晴らしい価値観だなと羨ましくなります。闇バイトなどに手を出すどーしようもない人間もいますが、そんな輩はいつの時代もいますからね。そういうのを差し引いても、今の若い世代は柔軟で高い人間性を備えている人が多いと思います。
人生100年時代、22世紀は間違いなくミニマリズムが台頭しているはず。我々アラフォーアラフィフ世代も、今からでも全然遅くないと思うので、一緒にミニマリストの道を歩いていきましょう!
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いかがでしたでしょうか?
今回は日記のような記事になってしまいましたね…誰かのお役に立てるかはわかりませんが、ミニマリズムが持つ本当の力というものが少しでも伝わればいいな、と思っています。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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